劇団そばえ第4回公演 受講生募集中!

募集詳細
50代くらいまでの女性 1名
30代くらいまでの男性 1名
稽古・本番に参加できる方

稽古日程
2021年1月〜3月 月曜、水曜
4月 月曜、水曜、金曜
全日19時〜21時
他、自主練習あり(任意参加)
左京西部いきいき市民活動センター
(〒606-8201 京都市左京区田中玄京町149)


受講料
月謝10,000円(1月〜5月分をいただきます)
チケット買い取りなど、追加費用は発生しません。

小屋入り期間
2022年5月4日(水)〜8日(日)
京都市内会場にて

本番期間(予定)
5月6日(金) 〜5月8日(日)
5ステージ実施予定


そばえの詳細についてはこちらから


《お問い合わせ/お申込み》
お申し込みはこちらから
Mail:labo@gekken.net




このしたやみ

 2007年2月、京都府立文化芸術会館にて行われた、Kyoto演劇フェスティバルの実行委員企画として 「傘をどうぞ」「ソウルの落日」という作品を創作する際、初めて、演出 山口浩章、俳優 二口大学、広田ゆうみ という座組みで 取り組みました。その後、同年8月の利賀演劇フェスティバル及び、9月のぶんげいマスターピース競演チェーホフにおいて、 「熊」を上演し、このたび、長期的にこの3人で芝居創りに取り組もうと〈このしたやみ〉を組みました。
〈このしたやみ〉というのは、強い日差しの中、木の下にできる、濃い、しっとりとした影のことです。
昔の人は、そこに何か得体の知れないものが潜んでいると感じたのかもしれません。もしかすると、ぽっかり開いた、 この世ならざるところを感じる隙間だったのかもしれません。
芝居というものは、言葉を使って、言葉では言い表せない何かを表現します。 もやもやとした、はっきりしない、けれど確かにそこにあると感じられるもの。余白の中に潜むもの。
そういう輪郭のはっきりしない何かを掬い上げていきたいと思います。

〈このしたやみ〉 代表 山口浩章


(このしたやみWEBサイトより引用)



《このしたやみWEBサイト》

講師プロフィール

山口浩章(やまぐち ひろあき)
演出家。このしたやみ代表。


1973年5月生まれ。立命館大学在学中に学生劇団西一風で演劇をはじめる。
卒業後、劇団飛び道具旗揚げに参加。2004年より、演出家としての活動を専門に行い、2007年より二口、広田両名との「このしたやみ」を創作の基盤として活動している
2011年、大阪大学大学院文学部文化表現論演劇学研究室で修士号を取得。
また、同年に利賀演劇人コンクールにおいて「紙風船」で優秀演劇人賞を受賞。
2013年4月よりロシア、サンクトペテルブルク国立舞台芸術アカデミーに留学し、2015年7月に学位を取得し帰国。以後、このしたやみを中心に、他団体での演出も精力的に行っている。

広田ゆうみ(ひろた ゆうみ)
俳優、朗読家。


2006年までユニット〈小さなもうひとつの場所〉にて別役実戯曲を多数上演。現在、演劇ユニット〈このしたやみ〉に参加し、京都を拠点に国内外各地で公演を行っている。他、マレビトの会『血の婚礼』(G.ロルカ作・松田正隆演出)、京都芸術センター十周年記念演劇公演『式典』(三浦基演出)、津あけぼの座クリエーション『葉桜』(岸田國士作・鳴海康平演出)、コンブリ団『カラカラ』(深津篤史作・はせひろいち演出)など外部出演も多数。朗読家として、自らの企画で別役実童話はじめ様々な作品の朗読を行う他、舞踏や合唱、能楽など他分野とも共演。近年は落語にも取り組む。京都若者サポートステーション就労支援事業講師等。朗読劇サークル「読書会」ナビゲーター。ワークショップデザイナー(大阪大学第一期)。

(撮影:西岡真一)

二口大学(ふたくち だいがく)
俳優。


1968年生まれ、京都市在住。同志社大学第三劇場から俳優活動を開始。現在演出家山口浩章、俳優広田ゆうみとともに”このしたやみ”を組み、国内外の近現代戯曲の公演を国内のみならず春川(韓国)、サンクトペテルブルク(ロシア)等でも行う。他にも『fuga#3聞こえる?あなた』(太田省吾作・演出)『ともだちが来た』(鈴江俊郎作・演出)『海と日傘』(松田正隆作・三浦基演出)、鳥の劇場(鳥取)やジョナ・サルズ茂山あきら主宰のNOHO劇団等の外部出演も多数。京都役者落語会メンバー。龍谷大学国際学部、神戸学院大学グローバルコミュニケーション学部非常勤講師。京都府精神保健福祉総合センター講師。京都市若者サポートステーション就労支援講師。第10回関西現代演劇俳優賞受賞。